この度は、江戸胡蝶蘭にお越しいただき誠にありがとうございます。
当店を初めてご利用のお客様は、ご利用ガイドをご確認いただきますようお願いいたします。
ご注文方法につきましては、FAXによるご注文も承っております。
お支払い方法も、請求書払い等、ご相談をお受けしております。
胡蝶蘭の新鮮さを保つため栽培場から産地直送でお届けしております。
栽培場は多くの緑や豊富な水に囲まれた土地にあり、胡蝶蘭の栽培に非常に優れた環境です。
広大な温室にて万全な環境を保ち、最良の胡蝶蘭を育てております。そのため、お花の美しさが長持ちいたします。
27輪以上
33輪以上
36輪以上
胡蝶蘭を送る際に気を付けるべきポイントがいくつかあります。どのタイミングで贈ればいいのか、時間帯はいつ頃がよいのか、贈るためにはどのような情報が必要なのか、贈り方の基本について紹介いたします。
■贈るタイミングについて
一般的に開店や開業、設立記念のお祝いではその当日の午前中に胡蝶蘭をお届けするのが最適なタイミングです。ですが、開店当日などはお店が忙しくなりがちですので、事前に日程を調整していただくのも相手方への気遣いになります。
また、一般的に贈る日程については日柄の良い日(例:大安・友引)を選ぶことが基本です。
今月の六曜はこちらからご確認ください。
お届け当日が仏滅など、日柄が悪い場合には相手方と日程の調整をされたほうがよいでしょう。
必ず避けた方が良いということはございませんので、納期とお日柄どちらを優先するかはお届け先様とご注文者様の判断になります。
胡蝶蘭を送るタイミングが遅れてしまった場合にはお詫びのメッセージを添えるなどの配慮を加えると良いでしょう。また、できるだけ早めに贈るとよいでしょう。
胡蝶蘭を包んでいる和紙は輸送中の保護のためのものです。お早めに取り外してください。また、ラッピングもなるべくお早めに取り外してください。
先端を留めてあるクリップを外す。
後ろのクリップを外す。
茎に巻きつけてある和紙をゆっくりとほどき全体に掛かっている和紙を丁寧に取り出す。
胡蝶蘭の理想的な置き場所は玄関です。
【置き場所の注意点】
胡蝶蘭に最適な温度は18℃~25℃ 常時、この温度を保つのが最適な状態です。
また、5℃以上32℃以下が限度となります。温度が低い方(18℃~25℃)が長く楽しむことができます。温度が高いほど(特に32度以上)開花している期間が短くなります。
1日の温度変化が少ない場所に置くようにしましょう。
5℃以下の環境に一定期間さらされた場合、花は画像のような形に萎れ、葉はみるみる元気を失います。
凍傷になった花は再び元気になる可能性が低い為、温度管理にはご注意ください。
基本的に日本の気候であれば、ほとんど調整する必要はありません。
ただし、冬場の暖房が効いている室内の場合、乾燥しすぎてしまい、花が傷むことがあります。(理想は40%以上)
※加湿器などで湿度を調整される場合は花に直接当たる状態は避けてください。(花しみの原因となります)
直射日光は必要なく、基本的な生活レベルの光で問題ありません。
胡蝶蘭は光が強すぎてもお花がしおれる原因となってしまいます。間接的に太陽光が当たる場所においてあげると良いでしょう。影ができるかできないか程度が目安です。
方法
胡蝶蘭の苗は鉢の中で1株ずつ小さなポッドに入っています。1株ずつたっぷり(株全体に染み渡るぐらい)かけてください。
注意
もう1度お花を楽しんで頂くために
花がすべて終わりましたら株元から4節目の上を切ってください。※写真参照
針金は硬いので切る際はお気を付けください。温度・湿度・光・水かけなどは花が咲いているときの管理と同様です。
胡蝶蘭を育て、花を咲かせることは非常に簡単です!
株さえ生き続ければ1年のうちどこかで必ず咲く可能性があります。胡蝶蘭は、肥料・光などを与え過ぎない方が長持ち・長生きします。
【植え替えの手順】
基本的にお花が終わった後、1~2年は、そのままの状態(鉢に入れたまま)がよろしいです。
もし、植え替えをされる場合は、ビニールポットから外して、全く釉薬の塗っていない素焼きの鉢に入れてください。その際黒くなってしまっている根があれば切ってください。
ミズゴケは株元にたっぷり入れてあげると良いです。水やりはお花の咲いている時期と同様です。
胡蝶蘭は発芽から約4年という年月を経てようやくお客様のもとに届けられています。お客様の『思い』を込めお届けするお花としても最適です。
■こんな症状が出たら
症状 | 開花しているお花が枯れる。 |
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原因 | 開花した状態で届いたお花が枯れた場合、ストレス・温度・湿度などの環境の変化が原因だと思われます。なお、届いてから開花したお花が枯れた場合、高温・低温・老化などの原因が考えられます。老化が原因の場合、株に近い部分から枯れてきます。 |
対策・予防 | 一度枯れたお花は元には戻りません。 咲いているお花を長く楽しんでいただけるよう以下の点に注意してください。
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症状 | つぼみはできるが、黄色くなり枯れる。 ついていたつぼみが黄色くなり取れる。 |
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原因 | ダニや水不足によって枯れることもありますが多くの場合、急激な温度変化・乾燥などの原因が考えられます。 一度枯れて黄色くなったつぼみは元に戻ることはありません。 |
対策・予防 |
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症状 | 根が黒くなり、脱水状態となる。 |
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原因 | 水のやり過ぎ、水分が多い状態での低温、高温による蒸れなどが原因です。 |
対策・予防 |
水やりの頻度を減らしてください。株元の奥の方まで指を入れ状態を確かめてください。ミズゴケが乾燥してからの水やりでOKです。
水やりの頻度は以下を参考に、株の状態を確認しながら行ってください。 夏季…2週間に1回程度
冬季…4週間に1回程度
春秋期…3週間に1回程度
また、植え替えの際などに枯れてた根は切り取ってください。
根腐りをおこさないよう、水やりは最低限にし、夏季の最高温度、冬季の最低温度に気を付けてください。夏季は風通しの良い所に置くのも効果的です。 |
症状 | 葉が下から順に黄色くなって落ちてくる。 |
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原因 | 1枚ずつ数ヶ月にわたり葉が落ちるのは老化の可能性がありますが、数枚同時に落ちるのはほとんどの場合、細菌が原因です。 リゾクトリア菌・ピシウム菌・フザリウム菌などの影響であることが多いです。 また、夏季は高温によるストレス、冬季は低温障害などでも黄化することはあります。一度、黄色くなった葉は元に戻ることはありません。 |
対策・予防 |
黄色くなってしまった葉は無理に取ってしまわず、軽く引っ張って取れるようになるまでは付けておいてください。
水のやり過ぎに注意すること、少し乾燥気味の方が細菌による黄化は防げます。風通しの良い所に置くのも効果的です。 |
症状 | 葉の内側が液化し軟化した部分ができ、急激に腐敗する。腐敗部分は悪臭を放ち、溶けて繊維質のみが残る。被害株は枯死し、干からびる。 |
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原因 | 気温33度以上の高温多湿期に多く発生します。腐敗性の病気は数多くありますが、この病気は病原菌が分泌するペクチン分解酵素による悪臭を伴うのが特徴です。ただし、悪臭自体は軟腐病の病原菌が発しているのではなく、ほかの細菌によるものです。 |
対策・予防 | 軟腐病は最高気温が33度を超える頃から多く発症します。気温が上がり始めたら風通しの良い直射日光が当たらない所に置き、水やりを控えめにしてください。 基本的に発症した株を治すことはできません。発症した場合、ほかの株と隔離した後、患部より株元に近い位置で大きめに切り取り、切り口は早めに乾燥させてください。使用したはさみは必ずライターで炙り殺菌してください。また、手などに液化した葉が付着した場合はほかの株に触る前に必ず石鹸で洗ってください。処置後10日程度経過しても切り口から発症しなければ問題ありません。夏季が過ぎるまで、水やりは最小限で栽培してください。 |
症状 | まずは葉が水ぶくれのようになる。その後3日ぐらいかけて葉の1部が乾燥し部分的に枯れた状態になる。 |
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原因 | 直射日光などにより日焼けします。特に夏季は、光が強く湿度が高い為、直射日光に関わらず非常に日焼けしやすいです。 |
対策・予防 | 日焼けしないよう、直射日光は絶対に避けてください。強すぎる光は胡蝶蘭に悪影響を及ぼします。光の目安は影ができるかできないか程度です。特に季節の変わり目は日光が当たる場所が変化する為、置く場所に注意してください。 一度、日焼けしてしまった葉は元には戻りませんが、その後置く場所を変えていただければ広がることはありません。日焼けした箇所も光が弱いところに移動させれば、それ以上悪化することはありませんので、切ったりせずそのままの状態で栽培してください。 |